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完腸の治療を嫌がる小説

完腸の治療を嫌がる小説

エロでもお仕置きでもない。あくまで「治療」のための浣腸です。





とある町にある小児科「小林医院」は子供にとって恐怖と憂鬱の対象だった。
ここの主の小林医師は「腹の中に溜まったモンを出せば大体良くなる」という考えで、患者となる子供にほぼ100%浣腸の治療を施したからだ。
発熱には浣腸、腹痛にも浣腸、アレルギーにも浣腸、怪我ですらとりあえず浣腸もしておく、といった始末だ。
浣腸治療は子供にとっては心身に苦痛を伴うもので当然嫌がるのだが、太った体格のいい看護師の女性に押さえつけられ、みなその幼いお尻に治療を受けるのだった。

この日の最初の患者は小学2~3年くらいの女の子だった。
以前にも何度かここに連れてこられたことがあるようでその表情は憂鬱そうだった。
「それじゃあお洋服を全部脱ぎなさい」
医師は最初に当然のようにそう命じる。
ここでは治療、診察の際には必ず子供の服は下着まで全て脱がせて全裸にする。
その理由は医師に言わせると、「子供の健康は裸にすればよくわかる」「裸にした方が大人しく素直に診察を受ける」「浣腸する際その方が手間が省けるし、服を汚したりしなくいい」
という、一応合理的かもしれない理由なのだが、子供の意思や人権は無視したものだった。

脱衣を命じられ、女の子はしぶしぶ服を脱いで全裸になる。
もうこのぐらいの年齢になると、パンツまで脱ぐのは恥ずかしそうだった。
この医院は待合室も診察室も衝立で申し訳程度で仕切っただけの一続きの部屋で、待合室の方からも見ようと思えばその様子は丸見えだったこともある。

風邪気味で連れてこられたと言う女の子はそれでも、大人しく裸で診察を受け続けてた。
「よし、じゃあ最後に浣腸をしよう」
しかし、医師のその言葉を聞いた途端突然顔を引きつらせ、待合室の方まで響く大声をあげた。
「やだーーーーー!!」
彼女からすればそれだけはなんとか逃れられるかという淡い期待を抱いて大人しく診察を受けていたのだろう。
でも結局はその嫌でたまらない治療を受けさせられることがわかると、首を振って嫌がり、裸でもかまわず立ち上がって逃げ出そうとする。

しかし看護師の巨体に似合わぬ敏捷な動きに小さな身体はあっさりと捕まり、ひょいと脇抱えあげられ診察室へと戻される。
「やだー!やだー!!浣腸いやぁあーーーー!!」
なおも脚をジタバタさせてもがく女の子の小さなお尻を、看護士の大きな手がぴしゃんっと2,3回叩いて大人しくさせると、診察台の上へと乗せた。
そして女の子は上半身を押さえつけらるようにして、お尻を高く上げる格好をさせられてしまう。
「うううーーーー!」
看護師の巨体で体重をかけられるだけで女の子は身動きが取れなくなり、お尻を振るぐらいのはかない抵抗しか出来なくなる。
そんなお尻を看護師の手がむんずと掴むと、押さえつけると同時に両側に尻たぶを開いて、ピンク色の小さな肛門を剥き出しにした。

「いやぁーーーー!いやぁーーーーー!!」
幼い子供ながらに、お尻の穴まで丸見えになる恥ずかしさと、そこが無防備になることでいよいよ浣腸されるという恐怖に再び叫び声が上がる。
医師はまず消毒液をしみこませた脱脂綿を少女の肛門にグリグリと押し付けるようにしながらそこを消毒する。
「やだぁーーーー!!浣腸やだぁあああーーーー!!」
腕などにする注射の消毒の際も条件付けのような恐怖を子供に与えるが、それと似て非なる浣腸を覚悟させる肛門がスースーする感触に少女の悲鳴がさらに強く、涙声が混ざっていく。

続けて医師はマッサージ用のオイルを少女の肛門に少量垂らすと、指で直接その小さな窄まりを解し始めた。
「やぁっ!いやっ!!やぁーーーー」
排泄孔をまさぐられる不快感に少女はお尻を振って嫌がるが、看護士の指が少女のお尻にぐっとさらに食い込みそれすら許さない。
皺を引き伸ばすようにマッサージしていた医師の太い指はやがて少女の小さな肛門にズブリと入り込む。
「ギャーーーーーー!!!」
それと同時に少女は痛みに絶叫した。

医師の指が少女の直腸の中まで軽くほぐし、そこからヌルリと抜かれるといよいよ浣腸である。
用意されたのはプラスチックの容器に入った使い捨ての浣腸であるが、市販のイチジク浣腸と違い医療用のそれは150ccの大容量のものだった。
家庭の浣腸ではでは10歳未満の小児に目安とされる浣腸は10~20cc程度であるから、この幼い少女はその10倍もの量を浣腸されてしまうことになる。
「はい、息を吐いてお尻の穴の力抜きなさい」
医師はそう命じ、柔らかくなった少女の肛門に浣腸のノズルを突き刺し、ズルズルと数センチ奥まで入れる。
「うぃいっ!?」
出すはずの穴から物が入ってくる違和感に少女は身震いし、ノズルを加えた肛門がきゅっと締まる。
そして医師の手が浣腸をギュッと握ると中のグリセリン薬液が少女の直腸へと注がれていった。

「ひ……っ!あぁぁあああーーーーーー!!」
冷たい薬液が肛門からお腹の中に注入される不快感に少女は悲鳴をあげ、きめ細かいツルツルの肌にゾワゾワと鳥肌が立っていく。
「ううっ!!うぅううううーーーーーっ!!!」
薬液が100ccを越える頃には、少女の声に苦しげな色が混ざる。
「んっ!!」
そして浣腸が空になり、肛門からノズルが抜かれると、すぐさま薬液が漏れないよう、脱脂綿で少女の穴が医師の指で押さえられる。
「五分我慢しなさい」
医師から命令がくだる、この五分が幼い少女にとっては非常に苦しい時間だ。

「うううっ!!」
一分もしないうちに激しい便意と腹痛が少女を襲う。
少女の小さな身体はガクガクと震え、歯がガチガチと鳴りはじめた。
「お腹いたぁい……トイレぇ」
二分も経たないうちに少女はそう訴えるけれど、当然医師は許さず、看護士も少女の体を押さえたままだ。

「あぁぁーーーだめぇーーーー!もう我慢できないぃいい……トイレ行かせてぇーーーー!!」
三分が経つ頃には少女はグルグルと鳴るお腹の痛みと苦しみに泣きながらそう訴える。
しかし医師は脱脂綿越しに少女の小さな肛門をぎゅっとつまむ様にしながら強く押さえつけ、強制的に排泄を許さなくする。
「ダメだよ、五分経つ前に出したらもう一回浣腸しなおしだからね」
「いやーーーー!!あぁあああ……っ!」
さらに、浣腸をもう一度するという心理的重圧も与えて、少女に我慢を強いた。

そして少女が自力では到底我慢不可能だった長い五分がようやくすぎ、医師と看護師は少女を和式便器に屈むような体勢を取らせ、お尻の下におまるを滑り込ませる。
「うぅううーーーーーーーーっ!!」
そして医師の指が肛門からようやく離れると、とっくに限界を迎えていた少女は、間髪入れず、おまるに向かって勢いよく排便を始めた。
「んんっ……んんんんーーーーっ!」
プルプル震えながら少女はおまるに向かって脱糞を続け、やがてジャーっと勢いよくおしっこもその中に混ぜていく。
「ああっ……うぅうう……」
少女はそのままオマルの上でしばしグリセリンの効き目に苦しんだが、やがてお腹が楽になってくると、その分恥ずかしさがこみ上げてくる。
幼い少女ながらに、さらに幼い子供のようにオマルの上で排便するというのは強い羞恥と屈辱を覚える行為だった。
まして軽い仕切り一枚隔てた向こうは大勢の親子がいる待合室で、今自分が泣きながら浣腸をされ、排泄した様子まで丸わかりなのだ。
小さな子供の「くさーい」などの声も聞こえてきたり、中には母親から注意されても、様子を覗き込んでくるような子もいた。

再びお尻を突き出す格好をさせられ、肛門を綺麗に拭われ苦しく恥ずかしい浣腸の治療が終わった。
心身ともに消耗した少女は、もはや元々なんの具合が悪くてここに連れてこられたかも忘れてしまっていた。

そしてこの少女はこれからも数年間にわたってこの医院と浣腸のお世話になるのだった。

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