





子役少女の受難(2) 赤フン少女生出演
2017-08-11
※シチュエーション 【露出、羞恥、ふんどし】
第2話
裸祭りのロケに参加し、女の子でありながら男の子同様の上半身裸、お尻丸出しの褌一丁の姿になって、その姿を全国ネットで晒した子役タレント東山のぞみ。
落ち目とはいえ、名の知れた美少女子役の褌姿は日本中で話題となり、彼女を再びブレイクさせることになる。
そして彼女の元には大きな仕事のオファーが再び来ることになったのだがその条件は今話題となっている褌姿で出演というもの。
今ののぞみは、ただの「子役・東山のぞみ」ではなく「褌姿の子役・東山のぞみ」という認識で使われるものとなったのだ。
「のぞみ、トイレはもう大丈夫ね?」
「うん……」
とある、国民的お茶の間バラエティ番組に出演することになったのぞみ。
のぞみは控え室でパンツも脱いだ裸になると、母親の手によってにこの前の赤褌を締めさせられる。
前回のお祭りロケの時は、「今だけの辛抱」と思って褌を締めたのに、こんなに早く再びこの姿になるとはのぞみは思っていなかった。
「これからはこの格好で仕事する機会も増えるでしょうから、自分で締められるよう練習もしなきゃね」
母親のその言葉にのぞみはさらに胸が締め付けられそうになる。
さらにこの先何度もこの格好をしなければいけないのか、そして、女の子なのに自分で褌を締める練習をするなんて……と。
本番ギリギリまで諦め悪く褌姿の上から上着を羽織っていたのぞみだが、当然カメラの前ではそれは許されない。
「さ、のぞみ、行くわよ」
母親に促され、のぞみは仕方なく上着を脱いで控え室に置いていくと、褌一枚身につけただけの姿でスタジオの廊下に出る。
「……っっ!」
のぞみの感じた恥ずかしさは前回のロケ以上だった。
女の子が褌一丁という異質さはあっても、この前の状況は一応「裸祭り」というなるべくしてその姿になるシチュエーションである。
さらに男の子とはいえ他にも同じく褌姿になっていた子供たちもいたのだ。
今回はテレビ局の中の大勢の人間に混ざってのぞみ一人が褌姿というまさに異常な状況である。
スタジオに入ればさらに多くの番組出演者やスタッフ、一般招待客など100人以上の人間に囲まれただ一人の褌姿を晒さなければならない。
そしてカメラを通して、何百万、何千万という人間に向けて、のぞみの赤褌一丁という姿は配信されることになるのだ。
「……っっ!」
いよいよ本番収録が始まり、のぞみの前にスタジオ入りした出演者達が、一般招待客達の拍手と歓声に迎えられる様子がのぞみの耳にも伝わってくる。
今から自分もこの格好であの中に行くのかと思うと脚が震えてきた。
「のぞみ、しっかりね!」
母親に褌の食い込んだお尻を叩かれるように送り出され、のぞみは心臓をバクバクさせながらスタジオに向かう。
「のぞみちゃーーん!!」
「かわいーーーー!!」
「おおっ!本当にふんどし一丁だよ!」
のぞみがスタジオ入りすると、これまでの出演者の倍はあるような拍手と歓声に包まれる。
思わず後ずさりして、引き返したくなってしまうのをのぞみは何とか踏みとどまり、足を進めた。
入場してきたのぞみを斜め下から撮影するように構えられたカメラが見える。
のぞみの褌姿をこのスタジオのみならず日本中の人間に向けて発信するそのカメラから、のぞみは逃げたい気分になった。
しかし、のぞみはそのカメラに向かって赤い褌の食い込んだお尻を突き出すと、アップになったそのお尻をフリフリと可愛く振って見せる。
のぞみの褌の食い込んだお尻のアップはスタジオ正面の大きなモニターにも映し出され、お尻の揺れるその様子に、歓声は最高潮に達した。
「~~~~~~~~~っっ!!」
もちろんこんな恥ずかしい事はのぞみ自身が望んでやったことではない。
番組を盛り上げるパフォーマンスとして、大人たちから事前に指示されたことである。
前日リハーサルでも褌姿でカメラの前でお尻を振る練習をやらされ、その時点でのぞみは恥ずかしくて泣きそうだった。
一時間以上もの練習のすえ、のぞみはカメラの前で思い切りフリフリと褌の食い込んだお尻を振れるようになったのだが、大勢の人間の前でそれを行う本番は勝手が違う。
番組側は場合によっては上手く編集して、昨日のその練習の時に撮ったのぞみのお尻の映像を差し替える事を検討していたが、のぞみは羞恥に塗れながらも見事やり遂げて見せた。
その様子をのぞみの母親とマネージャーもスタジオの裏から見つめていた。
「流石のぞみちゃん、いざという時は度胸とプロ根性あるねぇ」
「のぞみ……よくやったわ」
のぞみは顔を真っ赤にしながら、出演者達の列に加わる。
「ひゃっ……!」
その際出演者の誰かがのぞみのむき出しのお尻を撫で回した。
そして番組は始まり、司会者はゲストの紹介としてのぞみに話かける。
「はい、今日のゲストの、今、赤ふんで話題の東山のぞみちゃんです」
俯きたくなるのをこらえて、前を向いて笑顔を作るのぞみ。
「いやー、ふんどし姿可愛いねぇ、いや男らしいって言ってあげたほうがいいのかな?」
どちらものぞみとしては嬉しくないが、笑い続けるしかない。
「ちょっと後ろ向いてお尻の方見せてみて」
「はい……」
断るわけにいかずのぞみは後ろを向いて、褌が食い込んだお尻を正面のカメラに向ける。
「おー、セクシーTバックだ(笑)」
「かわいいお尻だね~」
「小学生のお尻はやっぱ綺麗だわー」
出演者は冗談交じりにのぞみのお尻の話題で盛り上がった。
そしてむき出しのそこを撫で回したり、軽くぺちぺちを叩いたり、褌をきゅっ上に引っ張って食い込ませたりする。
「……~~~っっ!」
スタジオは笑いに包まれるが、お尻を向けて表情の見えないのぞみの顔は恥ずかしさと惨めさに歪んで泣きそうだった。
しかし、それでも振り返ることを許された時には、のぞみは笑顔に戻るのだった。
その後番組は進行し、ただ一人褌姿でいる羞恥と居心地の悪さに震えながらも、のぞみはたまに話を振られるぐらいで、比較的平穏な時間を過ごす。
だがせっかくの話題の褌美少女を出演させておいて、それだけで済むはずがなかった。
その日の番組ゲストにはのぞみの他に元力士のタレントがいた。
しかしもちろんこの場においてはのぞみのようにマワシや褌姿などではなく普段着である。
「最近はわんぱく相撲とかでも恥ずかしがってパンツの上からマワシを締めるような子も多くてね、のぞみちゃんを見習って欲しいですよ」
「そうだ、のぞみちゃん、せっかく褌締めて気合入れてるんだし、舞の山さんと相撲取ってもらったら?」
「え……!?」
最初から予定されていた流れなのかは解らないが、のぞみは予期しないまま、スタジオで元力士のタレントと相撲を取る事になった。
他の出演者が場所を空け、スタジオに出来た広いスペースにのぞみと元力士のタレントが出てきて、周囲は盛り上がりを見せる。
のぞみは、なんでお相撲さんだった人は服を着ているのに、女の子の自分が裸で相撲を取らされなければいけないんだろう、と恥ずかしさだけでなく理不尽さを感じずにはいられなかった。
「それでははっけよーい!」
司会者の声でのぞみはお尻をカメラ、観客席側に向けた状態で相撲の仕切りの格好を取らされる。
赤い褌が食い込んだお尻を強調するような、恥ずかしいポーズに、突き出されたのぞみのお尻がプルプルと震えた。
「のこった!」
司会者の立会いの合図とともに、のぞみはもうヤケクソ気味に元力士にぶつかっていく。
元力士は現役時代は力士にしては小柄なことが特徴であったが、女の子ののぞみと比べればその体格差はもはやわざわざ口にするまでもないレベルだった。
「あぁぁっ!」
のぞみは褌の後ろを掴まれると、そのまま身体を持ち上げるように吊り上げられてしまう。
お尻にさらに思い切り褌が食い込む様子がカメラに写された。
のぞみのつま先は完全に床から離れ、体重が股間とお尻の割れ目に食い込んだ褌に強くかかる。
「きゃ……あぁあっ!」
元力士はそのままジャイアントスイングのようにのぞみの身体を振り回したり、片手で荷物でも持つようにぶら下げ手足をバタつかせるのぞみを振り回したり、逆さ吊りにしたりとのぞみの身体を弄んだ。
周囲はその光景を微笑ましく、面白い光景として拍手をして沸いたが、のぞみは下半身に褌が食い込む刺激と晒し者なる羞恥に空中でもがく。
最終的に元力士はわざとコテンと転び、形の上はのぞみの勝ちになってようやくのぞみの恥ずかしい相撲は終わった。
「あ……やだぁ」
しかし散々振り回されたせいでのぞみの褌は緩んでしまい、お尻の割れ目が覗いてしまっていた。
「おっとのぞみちゃん『ゆるフン』になっちゃったね~」
「じゃあ僕が締め直してあげよう」
「え……あっ!」
そうしてのぞみは元力士に褌を解かれ、その場で全裸にされてしまい、カメラの前で褌を締めさせられてしまう。
「なるほど、こうやって巻くんですねぇ」
「いえ、これはマワシの締め方なんで、のぞみちゃんが最初に締めてたのとはちょっと違いますねぇ」
「……っ」
褌を締め直されるのぞみのお尻がカメラの中で羞恥に震え続けた。
こうして収録は終わり、のぞみがその日出演した番組は脅威の視聴率30%を超えた。
もともと高視聴率の国民的バラエティ番組だったのに加え、この日は祝日という普段なら平日昼間は見ない層まで見ることが出来たのが大きな要因だった。
もちろん事前にこの日はゲストとして、今褌姿で話題の美少女子役の東山のぞみが出演するという宣伝が出回っていたことも大きい。
のぞみの褌姿は単純計算でも日本の3人に1人、4000万人以上に拝まれた計算となる。
のぞみは国民的ふんどし美少女として、完全に世間に認知されることになったのだった。
第2話
裸祭りのロケに参加し、女の子でありながら男の子同様の上半身裸、お尻丸出しの褌一丁の姿になって、その姿を全国ネットで晒した子役タレント東山のぞみ。
落ち目とはいえ、名の知れた美少女子役の褌姿は日本中で話題となり、彼女を再びブレイクさせることになる。
そして彼女の元には大きな仕事のオファーが再び来ることになったのだがその条件は今話題となっている褌姿で出演というもの。
今ののぞみは、ただの「子役・東山のぞみ」ではなく「褌姿の子役・東山のぞみ」という認識で使われるものとなったのだ。
「のぞみ、トイレはもう大丈夫ね?」
「うん……」
とある、国民的お茶の間バラエティ番組に出演することになったのぞみ。
のぞみは控え室でパンツも脱いだ裸になると、母親の手によってにこの前の赤褌を締めさせられる。
前回のお祭りロケの時は、「今だけの辛抱」と思って褌を締めたのに、こんなに早く再びこの姿になるとはのぞみは思っていなかった。
「これからはこの格好で仕事する機会も増えるでしょうから、自分で締められるよう練習もしなきゃね」
母親のその言葉にのぞみはさらに胸が締め付けられそうになる。
さらにこの先何度もこの格好をしなければいけないのか、そして、女の子なのに自分で褌を締める練習をするなんて……と。
本番ギリギリまで諦め悪く褌姿の上から上着を羽織っていたのぞみだが、当然カメラの前ではそれは許されない。
「さ、のぞみ、行くわよ」
母親に促され、のぞみは仕方なく上着を脱いで控え室に置いていくと、褌一枚身につけただけの姿でスタジオの廊下に出る。
「……っっ!」
のぞみの感じた恥ずかしさは前回のロケ以上だった。
女の子が褌一丁という異質さはあっても、この前の状況は一応「裸祭り」というなるべくしてその姿になるシチュエーションである。
さらに男の子とはいえ他にも同じく褌姿になっていた子供たちもいたのだ。
今回はテレビ局の中の大勢の人間に混ざってのぞみ一人が褌姿というまさに異常な状況である。
スタジオに入ればさらに多くの番組出演者やスタッフ、一般招待客など100人以上の人間に囲まれただ一人の褌姿を晒さなければならない。
そしてカメラを通して、何百万、何千万という人間に向けて、のぞみの赤褌一丁という姿は配信されることになるのだ。
「……っっ!」
いよいよ本番収録が始まり、のぞみの前にスタジオ入りした出演者達が、一般招待客達の拍手と歓声に迎えられる様子がのぞみの耳にも伝わってくる。
今から自分もこの格好であの中に行くのかと思うと脚が震えてきた。
「のぞみ、しっかりね!」
母親に褌の食い込んだお尻を叩かれるように送り出され、のぞみは心臓をバクバクさせながらスタジオに向かう。
「のぞみちゃーーん!!」
「かわいーーーー!!」
「おおっ!本当にふんどし一丁だよ!」
のぞみがスタジオ入りすると、これまでの出演者の倍はあるような拍手と歓声に包まれる。
思わず後ずさりして、引き返したくなってしまうのをのぞみは何とか踏みとどまり、足を進めた。
入場してきたのぞみを斜め下から撮影するように構えられたカメラが見える。
のぞみの褌姿をこのスタジオのみならず日本中の人間に向けて発信するそのカメラから、のぞみは逃げたい気分になった。
しかし、のぞみはそのカメラに向かって赤い褌の食い込んだお尻を突き出すと、アップになったそのお尻をフリフリと可愛く振って見せる。
のぞみの褌の食い込んだお尻のアップはスタジオ正面の大きなモニターにも映し出され、お尻の揺れるその様子に、歓声は最高潮に達した。
「~~~~~~~~~っっ!!」
もちろんこんな恥ずかしい事はのぞみ自身が望んでやったことではない。
番組を盛り上げるパフォーマンスとして、大人たちから事前に指示されたことである。
前日リハーサルでも褌姿でカメラの前でお尻を振る練習をやらされ、その時点でのぞみは恥ずかしくて泣きそうだった。
一時間以上もの練習のすえ、のぞみはカメラの前で思い切りフリフリと褌の食い込んだお尻を振れるようになったのだが、大勢の人間の前でそれを行う本番は勝手が違う。
番組側は場合によっては上手く編集して、昨日のその練習の時に撮ったのぞみのお尻の映像を差し替える事を検討していたが、のぞみは羞恥に塗れながらも見事やり遂げて見せた。
その様子をのぞみの母親とマネージャーもスタジオの裏から見つめていた。
「流石のぞみちゃん、いざという時は度胸とプロ根性あるねぇ」
「のぞみ……よくやったわ」
のぞみは顔を真っ赤にしながら、出演者達の列に加わる。
「ひゃっ……!」
その際出演者の誰かがのぞみのむき出しのお尻を撫で回した。
そして番組は始まり、司会者はゲストの紹介としてのぞみに話かける。
「はい、今日のゲストの、今、赤ふんで話題の東山のぞみちゃんです」
俯きたくなるのをこらえて、前を向いて笑顔を作るのぞみ。
「いやー、ふんどし姿可愛いねぇ、いや男らしいって言ってあげたほうがいいのかな?」
どちらものぞみとしては嬉しくないが、笑い続けるしかない。
「ちょっと後ろ向いてお尻の方見せてみて」
「はい……」
断るわけにいかずのぞみは後ろを向いて、褌が食い込んだお尻を正面のカメラに向ける。
「おー、セクシーTバックだ(笑)」
「かわいいお尻だね~」
「小学生のお尻はやっぱ綺麗だわー」
出演者は冗談交じりにのぞみのお尻の話題で盛り上がった。
そしてむき出しのそこを撫で回したり、軽くぺちぺちを叩いたり、褌をきゅっ上に引っ張って食い込ませたりする。
「……~~~っっ!」
スタジオは笑いに包まれるが、お尻を向けて表情の見えないのぞみの顔は恥ずかしさと惨めさに歪んで泣きそうだった。
しかし、それでも振り返ることを許された時には、のぞみは笑顔に戻るのだった。
その後番組は進行し、ただ一人褌姿でいる羞恥と居心地の悪さに震えながらも、のぞみはたまに話を振られるぐらいで、比較的平穏な時間を過ごす。
だがせっかくの話題の褌美少女を出演させておいて、それだけで済むはずがなかった。
その日の番組ゲストにはのぞみの他に元力士のタレントがいた。
しかしもちろんこの場においてはのぞみのようにマワシや褌姿などではなく普段着である。
「最近はわんぱく相撲とかでも恥ずかしがってパンツの上からマワシを締めるような子も多くてね、のぞみちゃんを見習って欲しいですよ」
「そうだ、のぞみちゃん、せっかく褌締めて気合入れてるんだし、舞の山さんと相撲取ってもらったら?」
「え……!?」
最初から予定されていた流れなのかは解らないが、のぞみは予期しないまま、スタジオで元力士のタレントと相撲を取る事になった。
他の出演者が場所を空け、スタジオに出来た広いスペースにのぞみと元力士のタレントが出てきて、周囲は盛り上がりを見せる。
のぞみは、なんでお相撲さんだった人は服を着ているのに、女の子の自分が裸で相撲を取らされなければいけないんだろう、と恥ずかしさだけでなく理不尽さを感じずにはいられなかった。
「それでははっけよーい!」
司会者の声でのぞみはお尻をカメラ、観客席側に向けた状態で相撲の仕切りの格好を取らされる。
赤い褌が食い込んだお尻を強調するような、恥ずかしいポーズに、突き出されたのぞみのお尻がプルプルと震えた。
「のこった!」
司会者の立会いの合図とともに、のぞみはもうヤケクソ気味に元力士にぶつかっていく。
元力士は現役時代は力士にしては小柄なことが特徴であったが、女の子ののぞみと比べればその体格差はもはやわざわざ口にするまでもないレベルだった。
「あぁぁっ!」
のぞみは褌の後ろを掴まれると、そのまま身体を持ち上げるように吊り上げられてしまう。
お尻にさらに思い切り褌が食い込む様子がカメラに写された。
のぞみのつま先は完全に床から離れ、体重が股間とお尻の割れ目に食い込んだ褌に強くかかる。
「きゃ……あぁあっ!」
元力士はそのままジャイアントスイングのようにのぞみの身体を振り回したり、片手で荷物でも持つようにぶら下げ手足をバタつかせるのぞみを振り回したり、逆さ吊りにしたりとのぞみの身体を弄んだ。
周囲はその光景を微笑ましく、面白い光景として拍手をして沸いたが、のぞみは下半身に褌が食い込む刺激と晒し者なる羞恥に空中でもがく。
最終的に元力士はわざとコテンと転び、形の上はのぞみの勝ちになってようやくのぞみの恥ずかしい相撲は終わった。
「あ……やだぁ」
しかし散々振り回されたせいでのぞみの褌は緩んでしまい、お尻の割れ目が覗いてしまっていた。
「おっとのぞみちゃん『ゆるフン』になっちゃったね~」
「じゃあ僕が締め直してあげよう」
「え……あっ!」
そうしてのぞみは元力士に褌を解かれ、その場で全裸にされてしまい、カメラの前で褌を締めさせられてしまう。
「なるほど、こうやって巻くんですねぇ」
「いえ、これはマワシの締め方なんで、のぞみちゃんが最初に締めてたのとはちょっと違いますねぇ」
「……っ」
褌を締め直されるのぞみのお尻がカメラの中で羞恥に震え続けた。
こうして収録は終わり、のぞみがその日出演した番組は脅威の視聴率30%を超えた。
もともと高視聴率の国民的バラエティ番組だったのに加え、この日は祝日という普段なら平日昼間は見ない層まで見ることが出来たのが大きな要因だった。
もちろん事前にこの日はゲストとして、今褌姿で話題の美少女子役の東山のぞみが出演するという宣伝が出回っていたことも大きい。
のぞみの褌姿は単純計算でも日本の3人に1人、4000万人以上に拝まれた計算となる。
のぞみは国民的ふんどし美少女として、完全に世間に認知されることになったのだった。