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女勇者 the 2nd 伝説5 森のキノコにご用心

※シチュエーション 【露出、セクハラ、エロ衣装】

伝説5 森のキノコにご用心

距離を縮めようと裸で一緒に水浴びをして身体を触りあったティナとカイルだが、カイルのおちんちんを弄り射精させてしまったティナ。
2人はむしろ気まずい空気になりながら、服を着て(もっともティナは相変わらず裸同然のマイクロビキニアーマーだけれど)朝食を終えるのだった。

「次の街までは……このまま森を突っ切ってった方が早いね」
そうして、2人は森の中を進むことにする。
しかしこの森のモンスターは強さは大したことはないが、少しクセのあるものたちだった。

「ファイエル!」
植物系のモンスターが多かったので火に弱く、カイルの魔法はここでも役に立つ。
複数で現れたキノコ型のモンスターも一気に焼き払った……かに見えたが。
「よし行こうか!」
「……勇者さま危ないっ!!」
複数いたキノコ型モンスターのうち、一番端にいた固体は表面だけが焼けた状態で、まだ動いていた。
そしてティナに向かった毒の胞子を飛ばしてくる……がカイルが咄嗟にティナを突き飛ばし、かわりにその胞子を浴びてしまった。
「カイル!!……こっのぉ!!」
ティナは剣でそのキノコモンスターにとどめを刺した。

「大丈夫カイル!」
そしてティナは慌ててカイルに駆け寄る。
「ゴホゴホッ!は、はい……大丈夫です!」
カイルはむせ返ったが、そう答える。
「一応毒消し使っとこうか……ありがとね!」

その後、カイルは足取りもしっかりしていて、特に問題は無いように見えた……が。
森の中をティナが邪魔な枝や蔓などを斬りながらカイルの少し先を歩いていた。
カイルは必然的に、紐Tバックの殆ど丸出しのティナのお尻を見ながら歩くことになっている。
そしてそのティナのお尻に、カイルの手が伸びていた。

「ひゃあっ!」
突然丸出しのお尻をむんずと掴まれ、ティナの引き締まっていながらも肉付きのよいお尻にきゅっと力が入る。
「な、何、カイル!?」
驚いて振り返る、ティナ。
するとそこには、ニコニコと笑うカイルがいた。
「いやぁ、目の前に丸出しの勇者さまのエッチなお尻があるんですもん、触りたくなっちゃいますよぉ」

「カイル……?ど、どうしたの?」
「まぁ僕はやっぱ、おっぱいの方が好きですけどねぇ」
そう言って今度は振り返ったティナの乳首しか隠していない、乳房を両手の人差し指で突き、カイルの指は深くそこに埋まる。
「ひゃん、ちょっとやめてよっ!」
「昨日触りたければ堂々と触れって言ったのは勇者さまじゃないですかぁ」
「確かに言ったけどさ……きゃあっ!」
カイルはティナの股間にまで手を伸ばし、性器をギリギリで覆っている下半身のアーマーを魔法の杖の先で突いてグリグリと刺激してくる。
さっきまでの真面目でシャイな少年はそこにはいなかった。

「ま、まさかさっきのキノコのせい……?毒じゃないけどこんな作用があるなんて……っ!?」
すっかりエロガキになってしまったカイルにどうしたものかと困るティナ、さらに悪いことに二人の周りをモンスターが囲む。
「くっ!こんな時に……カイルは下がってて!」
こんな状態のカイルは戦力としてアテにならない、一人でなんとか彼を守って戦わなければと思うティナだったが。
「もう、僕は勇者さまにエッチなことしたいんだから、邪魔しないでよねぇ……ファイエル」
カイルが杖を振ると、強い炎でモンスターは焼き払われる。
……むしろ先ほどよりもその威力は上がっているように見えた。

「まぁ、これはこれでアリ……なのかな?」
とりあえず仕方ないのでカイルの身体から胞子が抜けるまでこのままにしておこうと思うティナ。

「いやぁ、勇者さまぁ、こんなお尻丸出しで冒険なんて僕は嬉しいけど恥ずかしくないんですか?」
ティナのお尻をぺちぺち叩きながらそんなことを言ってくるカイル。
「……」
ティナは正気を失った状態の彼相手に怒ってもしょうがない、我慢我慢、無視無視……と黙って歩いていたが。
「……えいっ♪」
不意にカイルが、前を歩いているティナのお尻に向かって杖の先を突いた。
杖はティナのTバックの紐が食い込んだだけのお尻の割れ目に埋まり、その奥の窄まりにズブッと刺さる。
「あうぅう!!」
ティナの尻肉がきゅっと締まって谷間で杖を挟みこみ、身体がピーンと爪先立ちになって震えた。
「あははっ!思いっきり入っちゃいましたかぁ」

「……いい加減にしろぉっ!」
流石にブチ切れたティナはカイルにゲンコツをお見舞いし。
近くを流れていた川まで引きずって無理矢理顔を洗わせた。

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」
正気に戻ったカイルは、記憶はおぼろげながら残っていたようで、その場で土下座して謝った。
「いや、ステータス異常だからしょうがないよ、元々はボクをかばってくれてそうなったんだしね」

二人は気を取り直して先に進み、ようやく森を抜けた。
そして森を抜ければすぐに、ティナとカイルが旅立った、ミナラノの街から一番近い街、トナリノが見える。

「さぁ、ようやく街が見えた!行こうか」
「……あのぅ、勇者さま一つ聞いても良いでしょうか?」
不意にカイルがティナに問いかける。
「ん?何?」
「魔王を倒す旅……って言っても、魔王がどこにいるかなんてわからないし、僕たちってまずは何を目指して冒険してるんですか?」
おそらくはずっと気になっていたが言い出しにくかったのか、そんな質問を投げかけるカイル。

「うーんそうだね。前にボクのママ……先代の伝説の勇者が話てくれたことなんだけどね」
それに対して、少し考えてティナは話し始める。
「魔王を倒す旅には世界中の海を周れる船や、世界の七大都市を繋ぐ次元の扉の鍵とかが必要不可欠なんだって、まぁ多分他にもいろいろアイテムとか情報が必要だろうけど」
「……そんなものがあるんですか!?」
船はともかく次元の扉とその鍵なんてものはカイルは初耳だった。
そう、それは世界で限られた人間しか知らない物。
「でもそんなものを手に入れるのは簡単じゃない、それこそ世界のいろんな偉い人から認められなきゃだよね」
「……はい、だけど勇者さまは勇者なんじゃ……」
ならば世界の人たちはとっくに認めているのではないかとカイルは言いたげだ。
「ボクは伝説の勇者の娘で、現代の勇者……ということにはなっているけど自他共に認めるまだまだ未熟な新米勇者なんだ」
「え、そんなこと……」
否定しようとするカイルにティナは言葉を続ける。
「世界中の人、特に大きな国の偉い王様とかは、……ボクに期待はしてくれてもまだ世界を救う勇者としての信用は持ってくれていないの」
「……」
そう言うティナにカイルは黙り込んでしまう、しかしまだティナの言葉は終わらなかった。
「だからボクはまずね、いろんな所に行ってモンスターを倒して力をつけたり、重要なアイテムを手に入れたり、自分が勇者だって認めさせるため功績を積まなきゃいけないんだ」
そう口にしたティナの言葉と表情には確かな自信と決意があった。
「長く険しい道のりになるだろうけど、それが積み重なっていった結果が、魔王の居場所を突き止めたり、魔王を倒せる力になるんだよ」
「……勇者さま」
ティナのその言葉にカイルは改めて感心したようだった。
まだ認められていない新米勇者と言った彼女に対する失望は無い、むしろそう認められる彼女はやはり自分が着いていくべき勇者だとカイルは思う
この人は、まさにこれから伝説の勇者になるんだ。と。
そして彼自身も決意を決めたようにして言う。

「わかりました……そして当然それは勇者さまの仲間の僕にも同じことが言えるんですよね」
カイルのその言葉にティナは笑顔を浮かべる。
「そういうこと!一緒に頑張ろう!……とりあえずはあの街でボクらを認めさせないとね!」
「はいっ!行きましょう」

こうして自分たちの街を出て最初の他の街へ入ろうとしている二人。
果たしてここではどんなことが待っているのか……

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コメント

勇者様が胞子を浴びていたらどうなっていたやら
止める人もなくゲームオーバーですな

急な説明と最後の一行で一瞬打ち切りかと思いましたがよく見たら
「この町では」どんなことが待っているのか
普通に続くんですよね

ボクたちの戦いはこれからだ……!!
ではありません。

ちょっと今回は説明が多くてエッチ少な目ですみません。

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